Monthly Theme Archives

Monthly Theme Dec 2022

シティ・ポップとその時代

近年、国内だけでなく海外でもスポットライトの当たることの多い「シティ・ポップ」の潮流。
始発点とその定義は曖昧で、人によっても捉え方は違うのだそうですが、サウンドやヴィジュアル通した上品さと洒脱さ、そして時代の波を超えていく普遍性を感じさせるイメージは一貫しています。


リズミカルなテンポと精巧なサウンドがなぜ世界を席巻するのに至ったのか? そんなことも少しだけ考えながら、この冬の支度を始めるのは如何でしょう。

BOOK LIST

Selected by
NITEFLYTE
ヤシの木、プールサイド、夏の日差し、シティポップの象徴的なイメージを創ったイラストレーター永井博。日没前に数十分間だけ体験できると言われる、マジックアワーを数多くのシーンとともに描いた作品集。薄明の空に、不思議な懐かしさを覚える。
「シティポップの基本」がこの100枚でわかる! 
選曲家・栗本斉によるシティポップ指南書。「鳴り止まない都会の音像こそがシティポップ」と言う彼の音楽ガイドを片手にレコードを探せば、新たなサウンドと出会えるかもしれない。
松本隆 言葉の教室
言葉は潜在意識に届けないと、人の心は動かない。テクニックやコツとはほど遠い、松本隆が考えてきた言葉とのつき合い方。詩作品とその言葉が生まれた背景についてが詰まった松本隆のバイオグラフィー。
大滝詠一 スクラップ・ブック
大瀧詠一が詰まった一冊。各アルバムの収録曲ガイド、リマスターCDの解説など、読みごたえのある記事ばかりで、貴重な資料も満載。レコード・コレクターズならではの大滝ワールドをぜひご堪能あれ。
NHK ニッポン戦後サブカルチャー史
深掘り進化論
圧倒的な専門知識を背景にした分析で、膨大な「固有名詞」を線によってつなげていく。強烈な輝きを放つ文化に、その価値を認めたくない者が刻む烙印、それが「サブカルチャー」なのかもしれない。
うたのしくみ 増補完全版
一つの曲には、さまざまな要素が合流しており、それまでの流行歌の歴史に多くを負う。どのような側面があり、聞き手はどのような音や声になじんできたのか、どんな文化を形成したのだろうか、独自の音楽論考で解読する。
RECORD
「31.5cm×31.5cmの正方形にぼくらはずっと惹きつけられてきた。」そう語る、江口寿史の初のジャケットアートワーク集。LPレコードサイズで印刷された作品たちと世界観は、それぞれの楽曲を奏でる音そのもののようである。
70’HARAJUKU
70年代の原宿にあったあの風をまた感じたい。9人のフォトグラファーによるモノクロ写真から、自分達の手でファッションという世界を拓いていこうとする若者達の勢いが溢れた当時のスピリットがそのまま伝わる。
『FMステーション』と
エアチェックの80年代
FM番組を録音して楽しむ「エアチェック」というカルチャーが流行していた1980年代に、一世を風靡したFM情報誌「FM STATION」。編集長視点で舞台裏を垣間見ることで、当時にタイムスリップしてみては?
黄金の6年間 1978-1983
~素晴らしきエンタメ青春時代
あらゆる境界線が曖昧になり、音楽、テレビ、映画、文学の各分野がクロスオーバーを始め、新しい才能が芽生えた1978~1983年。日本のエンタメの原点である「黄金の6年間」を再体験・追体験できる一冊。
都市のドラマトゥルギー
都市は〈舞台〉、そこに集う人々が〈演じる〉ドラマ。民衆が夢見たそのドラマは「盛り場」という〈出来事〉として、浅草から銀座、そして新宿から渋谷へと〈舞台〉を代えながら上演されていく。
なんとなく、クリスタル
「クリスタル族の出現」と多大の反響を呼び起こした超ベストセラー小説。全文で442項に及ぶ、当時の風俗を伝える語彙に対する膨大な注釈が左項にまとまった特徴的な作品。どのような読み方をするのかはあなた次第。
雨の日には車をみがいて
五木寛之による、9台の車と9人の女性たちを描いた、あまく、時にはほろ苦い青春小説。一台一台に対する思い入れと思い出を心地よいスピードで追いかける本作は、車好きには堪らないだろう。
EIZIN SUZUKI ORIGINAL WORKS:
A COLLECTIN
1980年代を代表するイラストレーター・鈴木英人によるアートワーク集。大胆な構図とビビットな色合い、細やかな描写によって創り出された唯一無二の世界観は、いつの時代でもあらゆる世代の人々を虜にする。
Japanese City Pop 100,
selected by Night Tempo
日本やアメリカで活動を行う韓国のDJ兼プロデューサー・Night Tempoによるシティポップレコメンド100選。楽曲それぞれをイメージしたアイコンから、今のムードにピッタリの一曲と出会うのも良いかもしれない。
シティポップとは何か
「シティポップ」の定義から、それらに共通するイメージ、文化的な流れや立ち位置といったものを体系的にまとめた、まさにシティポップの教科書とも言える一冊。このムーヴメントの軌跡とこれからのゆくえを探る。
緑の歌 - 収集群風 - 上
音楽を愛し、物語に救われたひとりの少女と、あなたの物語。大学生になる頃に初めて出会う事、物、音楽や人。そんな一つ一つにドキドキ胸を高鳴らせたあの頃が鮮明に蘇る。「風をあつめて」の優しいメロディと言葉に乗せて。
緑の歌 - 収集群風 - 下
台湾から奏でる、国境を越えた愛の歌。ビビッときたものと会った「あの瞬間」が詰まっている。「好き」と遭遇したときに肌から溢れる熱気と高揚感……どこか懐かしい気持ちとともに、心震える愛おしさが溢れ出す傑作。
ニッポンの編曲家 歌謡曲/ニューミュージック時代を支えたアレンジャーたち
作詞+作曲+歌に加えて、バッキング演奏や音響を含めた、トータルなサウンドで楽曲が成立し始めた80年代。当時活躍した編曲家中心に、今まで表舞台で体系的に語られる事がなかった曲作りの裏方職人へスポット当てる。
音楽家 村井邦彦の時代
ユーミン、赤い鳥、ガロ、サーカス、YMO…。昭和の音楽シーンをそっくり作り変え、新しい歌を次々と作り出した村井邦彦の妥協のない、熱い歌作りの記録。「アルファ」という新しいスタジオが生み出した音の意味とは。
パルコの広告
広告の黄金期とも呼ばれる1980年代に、大胆なグラフィックとキャッチコピーで時代と流行を牽引してきたPARCO。昨今のCMでよく目にするシュール感覚は、ひょっとするとこの時代に生まれたものなのかもしれない。
大滝詠一 スクラップ・ブック
大瀧詠一が詰まった一冊。各アルバムの収録曲ガイド、リマスターCDの解説など、読みごたえのある記事ばかりで、貴重な資料も満載。レコード・コレクターズならではの大滝ワールドをぜひご堪能あれ。

EBS PLAY LIST

Selected by

Monthly Theme Archives

テクスチュアの語源はラテン語の「textura」。元来、織物の質感や織り方を指す言葉でしたが、それが素材の感触や表面の処理なども表すように派生しました。加えて、音楽の世界では音の質や響きの密度、空気の震える様子もテクスチュアとして捉えられます。

今回は、独特のテクスチュアをつくり出す音の出し方や録音術、さらには触覚として新鮮で気持ちよい本など、あらゆるテクスチュア・ブックを選んでみました。何でもデジタル技術で処理されてしまう時代だからこそ、人の感じる絶妙で曖昧な感覚を大切にしたいと思うのです。

1960年代のヒッピームーヴメント「The Summer of Love」に触発され、1980年代後半に起こったダンスミュージックのムーヴメント「The Second Summer of Love」。
アシッドハウスを爆音で聴きながら、人里離れた野外や倉庫で行われたレイヴは、エクスタシー文化と結びつきながら、それまで英国にはなかった解放感溢れる音楽の波をつくりました。
サッチャー政権での高失業率と明日への不安が反転し、当時の計り知れない熱量が今も語り継がれる狂騒の時代を本を通じて垣間見て下さい。

Aug.2022
We've Got JAZZ

「暑い」としか言葉が出ない季節に、より熱いジャズマンの魂にまつわる本や、クールで涼やかなジャズのスタイルに関する本はいかがでしょうか?100年前のニューオリンズを基点としながら、スウィングするリズムや複雑なコードは時代の息吹を、地域の風土を、そしてミュージシャンの個性を巻き込みながら、革新させ続けてきました。そんなジャズの来歴を追う「We've Got JAZZ 」というテーマからELLA BOOK SHELFは始まります。

Aug.2022
We've Got JAZZ

「暑い」としか言葉が出ない季節に、より熱いジャズマンの魂にまつわる本や、クールで涼やかなジャズのスタイルに関する本はいかがでしょうか?100年前のニューオリンズを基点としながら、スウィングするリズムや複雑なコードは時代の息吹を、地域の風土を、そしてミュージシャンの個性を巻き込みながら、革新させ続けてきました。そんなジャズの来歴を追う「We've Got JAZZ 」というテーマからELLA BOOK SHELFは始まります。